風土を生かした植栽計画の庭

狭山湖に近い分譲地の外構造園リフォームです。
雑木林と山野草で構成される日本の里山。“ 郷愁を誘うこんな風景が身近に欲しい”　というのがご夫婦の要望でした。
奥様は山野草・ハーブ・野菜栽培がご趣味で、主張しない白や青系の小花がお好きとのこと。その他、「来客用を含めた駐車場を2 台分」「お茶などを楽しめる集いの場所」の要望がありました。

設計前の打合せで、コンセプトは「自然からデザインを学ぶ庭」に決定。既存のものはなるべく再利用し、“ 東向きの庭の良さを生かしながら、できる限りつくり込まない” ということをデザインの柱に据えました。
狭山丘陵に自生する植物を調査し、さらに以前から行っている植物の生態調査から配植計画を設計。風土、気候、方角を生かした「狭山丘陵ならでは」の庭が完成しました。